茨城(水戸、日立、ひたちなか)の塾・学習塾・予備校なら東進育英舎茨城(水戸、日立、ひたちなか)の塾・学習塾・予備校なら東進育英舎

問い合わせ
資料請求
校舎一覧
TOP > 東進育英舎のメルマガ「育英舎」だより > 中学受験 > 【中学受験】新聞を読もう!受験に役立つ「NIE」の魅力

【中学受験】新聞を読もう!受験に役立つ「NIE」の魅力

メルマガ登録はこちら

近年、日本の子どもの学力が低下していることをご存知でしょうか。
2018年に行われたOECD(経済協力開発機構)の
国際学力調査では、日本は前回の8位から15位へと、
読解力の分野で大きく順位を下げました。

 

日本の子どもの学力低下が問題視されている

小学校の授業で新聞を活用する活動を行っている
日本新聞協会の関口修司氏は、
「世界では、読解力とは​”論理的な文章を正しく読み解く力”のこと。 
感性を育む文学作品を中心に勉強してきた日本の子どもの
読解力が低いのは当然」と言います。

 

新聞は学力の基礎を身に着ける有効な手段

関口氏は「読解力アップのためには、生活の中で、
論理的な文章に接する機会をつくるといいでしょう。
その代表的なものが新聞」だと言います。
実際に文部科学省の調査では、本を読んでいる子どもほど
学力が高いことがわかっています。

皆さんは「NIE」 という言葉をご存知でしょうか?


【出典】日本新聞協会 NIE 委員会
『NIE の学習効果を調べるアンケート』
(2019 年 11 ~ 12 月実施)
​​​​​
NIEとはNewspaper in Educationの略称で、
新聞を活用した授業のことです。

日本新聞協会の調査によると、​​​​​NIEを日常的に行っている
小学校は、全国学力テストの国語・算数の
平均正答率が高いという結果が出ています。

 

NIEは自宅でも取り組める

NIEは自宅での学習としても簡単に取り組むことができます。

*自分の気になるニュースを切り抜き、ノートに貼る
*記事から読み取れる情報をノートに書く
*記事を読んだ感想を書く

週に1回15分、3ヶ月続けると、
子どものの文章力、語彙力の成長を実感できます。

お子さまの回答が正しいか間違っているかを気にせず、
ポジティブな言葉をかけるようにするのが、継続のコツです。


​​​​​

受験に活かす新聞の読み方

新聞を活用した時事問題の取り組み方について、
四谷大塚の先生におうかがいしました。

———————————-

Q. 最近の入試傾向は?

A. 世の中に関心を持っているかを見定めるために、
現代社会の課題を問うものがあります。
単語の意味はもちろん、問題点ついて、
本人の考えを問われることも多いです。
一票の格差、レジ袋有料化、ソーシャルディスタンスなどの
問題が多数出題されています。

———————————-

Q. 2022年度の入試で注目すべきキーワードは?

A. 総選挙がある年は選挙に関する問題が出題されます。
選挙に付随して最高裁判所の国民審査についても
復習しておきましょう。
昨年、日本では自然遺産と文化遺産の二つが登録されたので、
世界遺産の学習は必須です。
コロナ禍で行った東京オリンピックは、
過去のオリンピックと絡めた問題も出題されるかもしれません。

———————————-

Q. 時事問題対策への新聞の活用方法とは?

A. 統計資料を用いた出題も多いので、
新聞のグラフを読み取る練習をおすすめします。
天気予報、月食や遺跡など、
身近で興味の湧くニュースから読んでみましょう。

———————————-

以上、今回のメルマガでは中学受験に役立つ
新聞の魅力をご紹介しました。
ぜひご自宅でもお子様と一緒に新聞を読んでみてください。

 

茨城県立中学校の適性検査の問題解答例と、
東進育英舎の講師陣による解説をセットにした
PDF冊子を無料でプレゼントしています。
興味のある方は上記のページからぜひダウンロードしてください!