こんにちは!東進育英舎の井口です。
東進育英舎では毎週、お子さまの教育や受験に役立つ情報を発信しております。
子どもたちの成長を見守るうえでの参考にしていただけましたら幸いです。
今回は、今日から実践できる、
ケアレスミスをグンと減らす対策方法をご紹介します。
一般的にケアレスミスとは、
「注意していれば防げたはずの間違いや失敗、軽率なミス」を指します。
たとえば、
・英語の大文字と小文字の間違い
・数学の単位の付け忘れ
といったものがケアレスミスに分類されます。
受験やテスト本番では、たとえ失点がケアレスミスによるものだったとしても、
その1点の差が合否を分けることもあります。
ケアレスミスは本当にもったいないので、できるだけ減らしたいですよね。
ただ、ケアレスミスが多いからといって、その子は勉強ができないわけではありません。
私の経験上、むしろ勉強のできる子ほどケアレスミスが多いとさえ感じます。
生徒たちとケアレスミスの原因を分析すると、
「1と7を見間違えた」
「問題文を最後まで読んでいなかった」
など、ささいなことが原因の場合がほとんどです。
ケアレスミスを減らすために、今日からできる対策が3つあります。
1. 文字は丁寧に書くことを意識する
2. 問題文にアンダーラインを引いて確認する
3. 計算問題は時間を測りながら練習する
字の汚い子、丁寧に文字や数字を書かない子は、
ケアレスミスをしやすい傾向にあります。
ただ、無理して「綺麗な字」を書く必要はありません。
誰が読んでもわかるように「丁寧に書く」ことを意識しましょう。
問題の読みとばしは、ケアレスミスを誘発する大きな原因の一つです。
そこで、線を引くことで読み飛ばしを防止します。
特に文末の指示(正しいものを選べ、〇〇字で抜き出せ)などは、
絶対に確認するようにしましょう。
数学は最も時間が足りなくなることの多い教科です。
計算のスピードが上がれば時間内に解けるようになるのはもちろん、
計算の見直しをする時間が増えるため、ミスに気付きやすくなります。
また、速く正確に計算できるようになるので、
そもそも計算でミスをしにくくなるという効果も期待できます。
定員が400人程度の公立高校の受験であれば、
ボーダーの合格ラインに10人ぐらい固まるということはよくあります。
この10人の差はわずか2点や3点で、
合否を分けたのはたった1問解けたかどうかだと考えられます。
だからこそ、簡単な計算ミス、書き間違いなどのケアレスミスが
合格を左右すると言っても過言ではありません。
どんなに成績優秀な生徒でも、ケアレスミスを100%なくすことはできません。
しかし、普段から対策を行っていれば,
本番での致命的なケアレスミスを防ぎやすくなるはずです。
ぜひ、日々の勉強の中に取り込んでいきましょう。
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